記念日について思う事

くらしく事務局

2010年11月15日 19:03

くらしく事務局です。
先日、締め切らせていただいたアンケートについて思う事があり、
ちょっと書かせてもらいますね。

孫の日とハロウィンのアンケートを読んでいて・・
「孫の日っていう記念日があることを知りませんでした」
「ハロウィンは、いつ日本の記念日になったのですか?知らなかった」
「最近は記念日が多すぎる気がする」
「どこかの策略で作られた記念日が多くあるような気がする」

などのご意見がありまして、思いました。

確かに私もそのように感じつと気がありますね。

記念日の一月後だから・・とか
どこかの生産団体や商業組織が、語呂が良いからと決めた・・とか
海外ではやっているから・・とか

ちょっと意味不明な行事や記念日もあるような気がします。

もちろん、すべてがそうだとは思いません。
ハロウィンなどは、日本に住むキリスト教カソリックの皆さんにとっては、
日本の花まつりと同じように重要な行事かもしれないですし、

たとえば、
北海道の皆さんになじみが薄いかとおもいますが、半夏生(はんげしょう)などは
季節の節目として、
田植えを終えた時期に、稲の根がタコの足のようにしっかりと根を張るように
関西ではタコを食べる風習がある行事など、古きよき、生活に密着したくらしを
感じる行事がありますよね。

恵方巻も本来そのような生活の中かから生まれた行事だと思います。

その地域に密着した大事な意味があまり説明されずに、行事ばかり表に出るために
「なんだろうな~」って思う事があるのだと思います。私もそう・・・・

くらしくでは、皆さんにくらしアンケートと称して、生活行動のアンケートをお願いしています。
それは、季節や行事、記念日を「生活の節目」ととらえて、その時に
どのような生活感を持って暮らしをされているかを教えていただくことで

暮らしの変化や、生活の変化を知りたいという意図で行っています。

当然、これからなくなっていく行事や記念日もあるでしょうし、これから生まれる物もあるでしょう。
星の数ほどある記念日から、本当に自分たちの暮らしにあった記念日や行事が
みつかれば、たぶん生活は少し豊かな気持ちで過ごせるのではないだろうかと
思っています。

くらしく事務局でした。
・・・っつ~か、偉そうなこと言ってないでレポートアップしろよっ!ってお叱りの
  言葉が聞こえてきそうなので、そろそろお暇しますね(^^;

北海道のくらしアンケートくらしく http://www.kurashic.com

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